自宅録音派なら誰でも知っておきたい基礎知識新・プロの音プロの技
永野光浩
発行:スタイルノート
この版元の本一覧
B6判 136ページ 並製
定価:1,200円+税 総額を計算する
ISBN978-4-903238-13-5 C3055
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年07月
書店発売日:2007年06月14日
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紹介

自宅録音派なら身につけておきたい、目から鱗の知識や知恵がぎっしり。いまいちピシっとこない音の原因が、案外身近なところにあるのかも。この本を読んでおけば、音に問題が起きたときも、原因追及のきっかけとなります。TV番組のテーマ曲や飛行機の中、高速道路、大企業で何気なく耳にしている音楽を作る著者ならではのこだわりがぎっしりつまっています。人気の旧版に追加改訂し、現在の音楽事情に内容の一部を合わせました。今も変わらず、音作りにかかわる人必読の書です。

目次

イントロダクション
セット・アップ編
システムはこう作る
真夜中の録音は音がイイ
電気をきれいに
電源プラグを差し替えよう
接点の数を減らせ
コードは短く
コードにも向きがある
音源とミキサーのレベルマッチング
“大きな音を下げる”が基本
オートフェーダーを活用しよう
納得のミキシングは、正しいモニタリングから
スピーカー選び(筆者の場合)
リスニング・ポイント
ヘッド・フォン選び(筆者の場合)
MIDIは2系統以上あるといい
音源を買い足すなら違うメーカーのものを
掃除をしよう!
【コラム】同軸型スピーカー
【コラム】ヘッド・フォン
【コラム】危険な掃除法

シーケンサー編

うまいといわれるDATA入力&アレンジ・テクニック
▼ベロシティ
ベロシティ値と拍との関係
メロディ入力のテクニック
和音入力のテクニック
同じ型は使わない
▼デュレーション
鳴り終わりのビミョーなタイミングが
“ノリ”を出す
休符の前の音符
▼モジュレーション
モジュレーション・ホイールを使おう
コピー&ペーストは
“悪魔の誘惑”
▼ボリューム&エクスプレッション
フレーズのはじめと終わりは特にキメ細かく
最高値を“127”に近づける
▼ギターの入力
簡単ヴォイシング
ギター・ベロシティ
音をずらす
カッティング
▼ベースの入力
ベロシティ&デュレーション
▼ストリングスの入力
ヴォイシング
クローズ・ヴォイシングの方法
オープン・ヴォイシングの方法
ストリングスのヴォイシング
ボリューム・チェンジを駆使せよ
▼ピアノ入力の秘技
▼簡易和声学
非和声音の扱い方
白玉音符(パッド)のつなぎ方
【コラム】休符の演奏
【コラム】和声学

メイク・アップ編

仕上げのポイント
塩コショウをかける〜生っぽさを出すために〜
Panの設定
なくてもいい音がある
中音域に集まりやすい
バランスの取り方
フェードアウトの仕方
 
ラスト・アドヴァイス編

イイ音で録音するために
録音機材は暖めてから
メディアを部屋に馴染ませろ
マージンは“マイナス2.0〜0.0?”の範囲に
テープの最初と最後には1分以上の空きを作る
スタートIDは書き換えない
テープの保管場所
CD-Rについて
エンディング

前書きなど

ドラムやベースのEQも完璧、ギターには心地よくコーラスをかけて、ボーカルには空間を感じさせる艶やかなリバーブをかけて……、全身全霊を込めて作った自分の作品。
 できあがったときには、この世で最高の仕上がりと思っていた作品も、いざプロの作ったCDと比べてみると、余りのクオリティの差に愕然としたことはないだろうか。
 改めて自分の作品を聴いてみると、バスドラが妙に出っ張っていたり、ベースの勢いもどこかへいってしまっていたり……。それに比べプロは最高の設備が整ったスタジオを使っているから”と決して諦めてはいけない。たとえ自宅録音でも、工夫次第でプロのCDに引けを取らないクオリティに自分の作品を高めていく余地は、まだまだ十分にあるはずだ。
 かくいう筆者も自宅録音派の一人。
 私設スタジオ(?)には、クオリティを上げるためのさまざまなアイデアや工夫が数多く施されているし、日々そのための努力を続けている。
 ここで作った数百の音楽は、実際にCDとしてメジャー・レーベルから市販されているし、地上波やBSデジタルなどのテレビ放送にも使われている。
 要は、私たち自宅録音派には、“できることは何でもやってみる”の精神が重要なのだ。
 それを1つひとつ紹介していくのが“本書の目的だ”
 それぞれはほんの小さなことかもしれないが「ちりも積もれば山となる」だ。

版元から一言

品切れが続いていた「プロの音プロの技」が最新版になって再登場です。時代に合わなくなっていた部分を若干修正して、新たに作り直しました(ほとんどの部分は前作と同じです)。相変わらず、様々な活動を続ける著者のちょっとしたテクニックが満載です。音作りに関わる方はぜひ一度お読みください。

著者プロフィール

永野光浩(ナガノミツヒロ)

国立音楽大学作曲科卒。尚美学園短期大学講師、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト研究員等を経て、現在、国立音楽院講師、名古屋芸術大学非常勤講師、東海大学非常勤講師、八王子音楽院講師。 多くのテレビ番組のタイトル曲やCM 曲を創るほか、デパートや複合施設などの環境音楽、航空機内環境音楽等を作曲している。また、ビクターエンタテインメントやキングレコードなどから多くのCD作品集を出している。 著書に、「音を大きくする本」(スタイルノート)「Digital Performer4 音楽制作術」(音楽之友社)、「シンガーソングライター8.0 で本格サウンド・メイキング」(音楽之友社)、「イチからはじめる Singer Song Writer Lite 5.0」(スタイルノート)など多数。

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