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西郷と横山安武
明治維新の光芒
発行:彩流社
四六判
227ページ
上製
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2002年12月
- 書店発売日
- 2002年12月27日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2019年5月31日
紹介
明治初め「征韓論」という朝鮮人への侮辱政策に反対し、アイヌ弾圧政策をただし、新政府に「建白書」を出し、抗議の諫死を遂げた、たった一人の知識人がいた。西郷隆盛の盟友で、悲劇の初代文相森有礼の兄でもあった横山安武の知られざる生き様を描く歴史物語。
「対朝鮮とのかかわりの中で、今なお正視すべきはあの国是の如きかつての『征韓論』である。またこれを行動として実現してしまった『韓国併合』とその消えぬ波紋のことである。けれども、こうした日本人としてまことに恥ずべき思想や行動を可(よし)とせず、抗議の諫死を遂げた人物が、たった一人存在していたのは、なんという救いであったろう。その人物こそ草奔の士で、西郷隆盛と生き方としては対等の関係にあった横山安武である。彼はわが国最初の内閣総理大臣伊藤博文の初代文相森有礼の兄でもあった。」(本書「あとがき」より)
版元から一言
(社)日本図書館協会 選定図書
上記内容は本書刊行時のものです。