高瀬 正仁
発行:海鳴社
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四六判 544ページ 上製
定価:4,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87525-214-6(4-87525-214-5) C0040
在庫あり
奥付の初版発行年月:2003年07月
書店発売日:2003年07月18日
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紹介

「私は長い間、春の訪れを待ち続けた」
日本の草花の匂う伝説の詩人数学者、その面目を今日に伝える詩的評伝。
「日本人の数学」の誕生——日本の近代数学の源流「岡潔」の「情緒の世界」の形成と研究生活を幼少時代から綿密にたどる。評伝文学の傑作である。

目次

生地と故郷
魔法の森
與八とんとん(粉河中学)
松原隆一との別れ(三高と京大)
心情の美と数学の変容
伝説の詩人数学者「岡潔」
トノンの秋と由布院の春
由布院の夏の日々
金星の少女との会話(広島事件)
福良の海と数学の誕生

前書きなど

■岡潔の数学研究が生い立っていく様相を理解するには数学の諸論文を精読するだけでは足らず、人生それ自体の変遷を丹念に追っていかなければならない。人生が研究を育み、研究が人生の相を規定する。生活の中で研究するのではなく、数学の中で日々の生活が通りすぎていく。真に稀有の例外と見なければならず…… 
■今日に至るまでフィールドワークを続け、古い文献を発掘するなどして過ごすうちに、すでに七年余りの歳月が流れ去った。発見に発見が続き、岡潔の学問と人生の全容の輪郭が明るさを増し、評伝執筆に向けて次第に具体的な気運が高まっていった……(「あとがき」より)

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