えひめ丸事故・怒りと悲しみの狭間で
山中 利之
発行:創風社出版
この版元の本一覧
四六判 304ページ 並製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-86037-074-9(4-86037-074-0) C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年08月
書店発売日:2006年08月10日
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紹介

 2001年(平成13年)2月10日、午前8時43分。アメリカのハワイ沖で愛媛県立宇和島水産高校の実習船えひめ丸が、アメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルに衝突され、沈没した。生徒・教員・乗組員35人のうち、26人が救助され、生徒4人を含む9人の命が犠牲となった。

 あの事故から5年 — 。
 失われた命の尊さとともに、今、伝えておかねばならない。

 えひめ丸は何故沈没したのか。潜水艦の中で起きた衝撃の事実とは。事故に翻弄される被害者やその家族たち。そうして人々は、どのようにして次への一歩を踏み出したか。
 揺れ動く被害者たちの「心」を5年に渡り取材し続けてきた著者が、メディアが伝え切れなかった事故の真実を、今、明らかにする。

目次


はじめに
第一章 事故の衝撃
第二章 明らかにされる事実
第三章 怒りと悲しみの狭間で……遺族の思い
  ・亡くなった生徒・寺田祐介くんの父親・寺田亮介さん
  ・亡くなった一等機関士・西田博さんの妻・西田千穂子さん
第四章 悲しみと苦しみを乗り越えて……救出者の思い
  ・救出された生徒・篠藤大介くん
  ・救出された乗組員・濱本英昭さん
第五章 事故が残したもう一つの傷跡
  ・安全な海になったのか……宇和島水産高校教諭・遠矢新一郎さん
  ・メディアの罪……救出された乗組員・加賀城章さん
  ・被害者取材のあり方
第六章 五年の時を迎えて……再発防止策と今
あとがき

著者プロフィール

山中 利之(ヤマナカトシユキ)

1971年 栃木県宇都宮市生まれ。
早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。
学生時代よりアイヌ民族の姿を映像で記録し続ける。
栃木県、静岡県のケーブルテレビ局三社を経て、2000年6月、愛媛朝日テレビに報道記者として入社。愛媛県政や松山市政を担当する傍ら、えひめ丸事故発生以来、取材を一貫して担当。テレビ朝日系列のANN短期特派員としてハワイに派遣、ニュースステーションやスーパーJチャンネルなどで解説、リポートなどを行う。主な制作番組に『悲しみと苦しみ〜えひめ丸事故が残したもの〜』、『海を愛し海を拓け〜えひめ丸事故元実習生の旅立ち〜』(愛媛朝日テレビ)、
『観光再生〜観光都市・伊東市の挑戦』(CVA)など。
現在、営業局営業業務部で販売促進を担当。

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