発行:めこん
この版元の本一覧
四六判 736ページ 上製
定価:3,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8396-0208-6 C0397
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年08月
書店発売日:2007年08月22日
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紹介
『人間の大地』『すべての民族の子』『足跡』と続いた雄渾の歴史ドラマがいよいよ完結します。前3作では主人公ミンケがナショナリストとして成長していく過程がドラマチックに描かれていますが、本書では一転して植民地政府側の治安担当パンゲマナンがミンケたちの活動をいかにコントロールしていくかが描かれ、ここで初めて4部作全体の構成が細部に至るまで明らかになるという趣向となっています。
版元から一言
ようやく4部作が出せました。「人間の大地」が出たのが1986年(原著は1980年)ですから、ちょうど20年かかりました。小社にとっても訳者にとっても感慨深いものがあります。残念ながらプラムディヤはノーベル文学賞を受賞することなく昨年他界しましたが、この4部作はまさに不朽の名作として永遠に読みつがれることでしょう。
著者プロフィール
プラムディヤ・アナンタ・トゥール()
インドネシアを代表する現代作家。1965年、国軍による大規模な共産党弾圧事件「9.30事件」で政治犯として逮捕され、1979年まで流刑に処せられる。この間、執筆の手段を奪われ、同じ政治犯に「語りつづけた」のが「人間の大地」「すべての民族の子」「足跡」「ガラスの家」の「4部作」である。1980年、釈放されるとすぐ政治犯の仲間たちが出版社を作り、これらの作品を次々に出版したが、ことごとく発禁処分を受ける。しかし国際的な評価は高まるばかりで毎年のようにノーベル文学賞にノミネートされたが、昨年惜しまれながら80歳で他界した。2000年には福岡アジア文化賞大賞を受賞して、来日している。
押川典昭(オシカワ ノリアキ)
大東文化大学教授。プラムディヤをはじめとするインドネシア文学の翻訳における第一人者。主要訳書『ゲリラの家族』『人間の大地』『すべての民族の子』『足跡』(いずれもプラムディヤ)。
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