発行:批評社
この版元の本一覧
B5判 128ページ 並製
定価:1,700円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0472-0 C3047
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年10月
書店発売日:2007年10月12日
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紹介
精神科病院は戦後最大の転換期を迎えている。民間病院に多くを依存している日本の精神病院は、諸外国に例を見ない32万人という長期在院者を抱えている。精神科病院は厚生労働省による医療費抑制政策で、長期在院者の7万2千床削減を目指してきたが、隔離と収容の精神医療への批判をそらず反面、退院患者の受け皿づくりと地域生活支援は未だにうまく連動してはいない。民間精神病院の存亡を賭けた患者の囲い込みが続く中で「障害者自立支援法」が成立し、地方分権の促進とあいまって地方へ丸投げされた精神科医療の動向を他面的、実践的に追究する。
目次
[巻頭言]今、精神科病院は危機なのか、チャンスなのか・・・芳賀幸彦
[座談会] 精神科病院と地域生活支援の“いま”・・・富田三樹生+熊谷彰人+木村朋子+[司会]佐原美智子+芳賀幸彦
戦後の精神科病院の変遷・・・広田伊蘇夫
精神科医病院の危機とその将来像——転換期を迎えた陽和病院・・・森山公夫
精神科病院の発展としての地域医療・・・堀川公平
地域から見た生活支援と精神科病院・・・門屋允郎
障害者プランの結果と障害者自立支援法は何を変えるか・・・原敬造
〈連載・コラム・書評〉
[視点]診療報酬と精神科病院−入院患者の削減にむけて−・・・物江克男
触法精神障害者問題に対する「日精協」の対応4 保安処分案と心神喪失者法案への態度・・・中山研一
引き抜きにくい釘17 非行臨床の処遇者が体験する「引き裂かれる」感覚について[2]——I君のこと[続]・・・羽間京子
いまどきの病院改革・・・横川弘明
老いのたわごと36 ある名物男の一生・・・浜田晋
[書評]『引きこもり狩り——アイ・メンタルスクール寮生死亡事件/長田塾裁判』芹沢俊介編・・・松原恒也
[紹介]『ふあっと——出雲の精神保健と精神障害者の福祉を支援する会20年の軌跡』「ふあっと」20周年記念誌刊行委員会編・・・浅野弘毅
[書評]『精神医学の歴史』[新版]ジャック・オックマン著:阿部恵一郎訳・・・高木俊介
版元から一言
芳賀幸彦+佐原美智子[責任編集]
装丁=臼井新太郎
表紙作品=日影ひろみ
関連リンク
著者プロフィール
『精神医療』編集委員会(「セイシンイリョウ」ヘンシュウイインカイ)
浅野弘毅、阿保順子、岩尾俊一郎、犬飼直子、岡崎伸郎、岡村達也、黒川洋治、河野節子、高岡健、高木俊介、野口昌也、芳賀幸彦、広田伊蘇夫、藤澤敏雄、松本雅彦、森山公夫の16名によって構成される。
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