発行:批評社
この版元の本一覧
四六判 200ページ 並製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0461-4 C3047
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年04月
書店発売日:2007年04月25日
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紹介
精神科医としてスタートしてから20年の二人が、悲喜こもごもさまざまな臨床経験を積みながら、人類が未だに克服できない心の病いについて、精神医学論、治療論、疾病論、薬物論、カウンセリング論、患者論、メディア論を踏まえて、障害者自立支援法、医療観察法案、精神保健指定医資格問題などを本音で語り合ったトーク集。
目次
まえがき
よりによって何で精神科医なんぞに
社会の変化/精神科医療の変化
“有名ドクター”の悩み
こころの病は変わったのか?
うつ病/解離/離人症……
「うつ病」の拡散………
「うつ」を励ましてはいけない?
他者操作性/他者過敏性/自己愛
心的外傷理論のトップランナー安克昌先生の思い出
「自分探し」ブームはどこへ行くのか
多重人格/隠された本当の自分
人はそれをトラウマと呼ぶ?
男社会崩壊のなかの女/男
「ジジョ」/スピリチュアル系/自己啓発セミナー
臨床心理士の業界
「人権派」バッシング
心神喪失/心神耗弱/刑法39条
心神喪失者等医療観察法のこと
アンバランスな社会
あとがき
前書きなど
精神科医になってはじめて、同業者と何の遠慮もなく、話ができる……。自分のこと、精神科医業界のこと、精神科医療全般のこと、そして世の中のこと。話したいことは山ほどある。どこから話せばいいのだろう。つい口がすべってしまったり、感情が激高してしまったりしたら、どうしよう……。それに何より、これは個人的なおしゃべりでも私の癒しのための企画でもなく、読者に読んでもらうための対談なのだ。それを忘れないようにしなくては。(香山リカ)
私が香山女史と対談してみたいと思ったのは、彼女が売れっ子のタレントだからでも、屈指の論客だからでもなく(もちろんそういうファクターもあるけれど)、何よりも精神科医としての臨床感覚に共通するものを感じたからだ。それを一言で言えば、バランスや中庸を重んじようとする姿勢、ということになるかもしれない。そして、対談前のその直感は間違っていなかったので、私のほうは勝手に満ち足りている。(岡崎伸郎)
版元から一言
*ブックデザイン=臼井新太郎
*オビ写真撮影=岐部淳一郎(ノトコード)
関連リンク
著者プロフィール
香山リカ(カヤマリカ)
1960年、北海道札幌市生まれ。精神科医。東京医科大学卒業、北海道大学医学部付属病院で研修を受ける。神戸芸術工科大学助教授などを経て、現在は帝塚山学院大学教授。近著に『いまどきの「常識」』(岩波新書)、『貧乏クジ世代—この時代に生まれて損をした!?』(PHP新書)、『テレビの罠』(筑摩書房)、『14歳の心理学』(中経出版)、『NANA恋愛勝利学』(集英社)、『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』(幻冬舎)、『仕事中だけ《うつ》になる人たち』(講談社)、『頭がよくなる立体思考法』(WAVE出版)ほか、共単著多数。
岡崎伸郎(オカザキノブオ)
1958年生まれ。精神科医。東北大学医学部卒業。小高赤坂病院診療部長、東北大学医学部附属病院精神科病棟医長をへて、2000年から仙台市精神保健福祉総合センター所長。雑誌「精神医療」編集委員。
著書に、『精神分裂病 臨床と病理1・2』(共著、人文書院)など。訳書に、『米国精神医学会治療ガイドライン 精神医学的評価法』(共訳、医学書院)、編著に『メンタルヘルスライブラリー6 メンタルヘルスはどこへ行くのか』『メンタルヘルスライブラリー15 「障害者自立支援法」時代を生き抜くために』(批評社)など。
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