POEMS詩集 幻想詩
樋口 元洋
発行:彩流社
この版元の本一覧
A5判変型 126ページ 上製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7791-1186-0(4-7791-1186-2) C0092
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年07月
書店発売日:2006年07月31日
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紹介

先天的心臓障害を抱え、数度の手術に耐えて23歳の“青春”を生きる。書斎、学園、瑞々しい感性ととぎすまされた感覚で切り取った日常と焦燥と不安……。新世代の詩人が紡ぐ“闇から光”への転位。(2006.7)

目次

▼収録作品▲

一 闇
 私のアジト
 闇をまとった…… 
 甘き悪夢
 DARK NIGHT
 仮面幻想
 のっぺらぼう
 心の空白
 幻
 悪魔召喚
 悪魔よりも
 十字架
 嘘ばかり
 動物園
 イルカとサメ
 叫び
 砂漠のトカゲ
 血のイメージ
 魔物の仮面
 迷路

二 闇から光へ
 櫻に見守られて
 ひねくれ牧神
 さびしがりや
 ねんど細工
 雨の文化祭
 子供達よ
 平和だなあ
 忙しさの中で
 独りぼっちの夢
 昔々……
 完全なる愛
 小さな罪
 化け物が好き
 闇だから
 トゲの優しさ
 独りぼっちのコウモリ
 手
 雑草
 心臓の音
 今日
 
三 光
 扉
 春風の暖かさ
 春風の詩集
 心の海の底
 夏の昼下がり
 詩集
 秋風の電車
 水晶の夜
 日溜まりの布団
 青空は、いいな

四 詩の歌—あとがきにかえて

前書きなど

  幻

自分が今、見ているものは
全て幻ではないだろうか
予定帳に書かれた日付けも
いっしょに話をしている相手も
真剣な表情で語られるニュースも
楽しそうに騒ぐ娯楽番組も
疲れた心を抱え、変わり映えの無い
仕事場へと向かうサラリーマンも
そして、この場に間違い無く
存在しているはずの自分も……
この世界のありとあらゆるものが
ある時、フッと消えるのではないか
そして自分は「何も無いところ」で
独りだけになってしまうのではないか
そして自分も消えてしまうのではないか
私は消えるのが恐ろしい
死よりもなお、恐ろしい

詩の歌—あとがきにかえて
何がため  生まれて来たと  問う時に
    寂しげな風  吹き抜けるかな
どこまでも  広がる世界  書ける詩は
    自由奔放  素晴らしきかな

著者プロフィール

樋口 元洋(ヒグチ モトヒロ)

1983年7月、三重県に生まれる。現在、同県に在住。

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