アンデルセンの幸せ探し
遊佐 礼子
発行:彩流社
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四六判 232ページ 上製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7791-1133-4(4-7791-1133-1) C0098
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年11月
書店発売日:2005年11月17日
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紹介

アンデルセンは諸国を旅して集めた民話や民謡を下地に、156篇もの物語(お噺)を書いた。本書では、そのなかから代表的な17篇の作品をとりあげた。ともあれ、19世紀の北欧・デンマークは身分制度や貧富の差が明確にあり、庶民が暮らしていくことはたいへん厳しかった時代。そんな過酷な時代だったからこそ、彼は死の瞬間に「幸せ」をつかむという一見暗い話を書いた、ともいえる。「人魚姫」「赤いくつ」「木の精ドリアーデ」等を含む17篇の作品をとおして、彼の人生観やたくましく生きることの意味を探る。新たな視点でアンデルセンの作品を再読すると、いままでとは違った彼の素顔に出会うことができる。アンデルセンが作品のなかで伝えたかった「幸せ」の意味を探す旅——「死」をとおして生きることの意味を考えつづけた作品世界を、詩人が旅する。「ほんとうの幸せ」を探す旅への誘いの書である。

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著者プロフィール

遊佐 礼子(ユサ レイコ)

東京生まれ。1979年より横浜に在住。
慶應義塾大学大学院文学研究科仏文学専攻博士課程単位取得。東洋学園大学名誉教授。同大学エクステンション講座講師(フランス語担当)。日本ペンクラブ、現代詩人会、横浜詩人会、日本民話の会会員。詩誌「船」「蘭」同人、横倉れい名義で参加。児童文芸誌「青い地球」同人。主な著書には『トラちゃんの旅立ち』(青い地球社、2005年)『動物から』(書肆山田、1977年、横倉れい名義)『思い出せぬ場所』(書肆山田、1978年、横倉れい名義)などがある。主な訳書に、ジャック・プレヴェール『樹木たち』(あざみ書房、1986年)、ペル・ジムフェレール『マグリット』(現代美術の巨匠シリーズ、美術出版社、1987年)、エティエンヌ・トリヤ『ヒステリーの歴史』(安田一郎共訳、青土社、
1998年)などがある。

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