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ベビーサイン リンダ・アクレドロ(著) - 径書房
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ベビーサイン (ベビーサイン) まだ話せない赤ちゃんと話す方法
原書: Baby Signs

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発行:径書房
四六判
216ページ
並製
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-7705-0177-6   COPY
ISBN 13
9784770501776   COPY
ISBN 10h
4-7705-0177-3   COPY
ISBN 10
4770501773   COPY
出版者記号
7705   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2001年3月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2010年10月26日
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紹介

まだ言葉を話せない赤ちゃんと会話ができたら、どんなにいいだろう。ベビーサインはそんな願いをかなえてくれる。
「ベビーサイン」とは、赤ちゃんの身振りをつかう能力を活かして、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむ方法のこと。はじめて赤ちゃんを育てるお母さんや、育児にストレスを感じている親たちの間に、ベビーサインは徐々に広がってきている。
本書は、アメリカの心理学者が10年以上にわたって続けてきたベビーサインの研究成果をまとめたもので、ベビーサインのつくり方や使い方をはじめ、実際にベビーサインをつかっている家族から寄せられた心あたたまるエピソードが多数紹介されている。
これまでの研究から、ベビーサインをつかうと、コミュニケーションがより豊かになり、親子の絆が強まり、赤ちゃんの話し言葉の発達も速くなることがわかっている。詰め込み型の早期教育とはまったく違うこの方法は、1996年にアメリカで刊行されて以来、大きな反響を呼び、アメリカの多くの保育園や託児所で採用されている。
本書では、日本語版オリジナルのイラストを満載し、ベビーサインをつかった日本語の手遊び歌や絵本の読み聞かせの例も紹介。赤ちゃんと意思の疎通をはかるために、必携の一冊。

目次

訳者からのメッセージ
ベビーサインの世界へようこそ
1 赤ちゃんは伝えたいことがいっぱい
   ▼この本を手にとってくれたあなたに
   ▼ベビーサイン誕生
   ▼ベビーサインは赤ちゃんの知的発達に役立ちます
   ▼赤ちゃんのなかの隠れた能力
2 赤ちゃんの言葉の発達………………言語はジグソーパズルのようなものです
   ▼赤ちゃんはどうやって言葉を覚えるの?
   音遊び――発音する能力
   社交性――人とかかわる能力
   コミュニケーション――自分の気持ちを伝える能力
   概念の形成――言葉の意味を理解する能力
   シンボル――象徴を理解する能力
   ▼話し言葉をつかわないコミュニケーション
   ▼ベビーサインは言葉の習得を早めます
3 さあ、ベビーサインをはじめましょう!
   ▼ベビーサインをはじめる時期は赤ちゃんが教えてくれます
   ▼ベビーサインは簡単
   日常的につかっているベビーサイン
   ビギナーサインからはじめましょう
   話し言葉といっしょにつかいましょう
   赤ちゃんはほめられるとやる気になります
   ベビーサインを生活にとりいれましょう
   ベビーサインを教えるときのポイント
   ▼赤ちゃんは少しずつベビーサインをつかう準備をしています
   ▼ベビーサインをつかいはじめるまでの時間は赤ちゃんによってちがいます
   月齢――赤ちゃんを「言葉のお風呂」に入れてあげましょう
   個性――ひとりひとりの「ちがい」を大切に
4 ビギナーサインからベビーサインへ
   ▼新しいベビーサインの選び方
   赤ちゃんが大好きなものをベビーサインにしましょう
   日常生活に役立つベビーサインを考えましょう
   赤ちゃんがつくるベビーサインもみのがさないで
   ベビーサインはシンプルに
   ▼ベビーサインを楽しく身につける方法
5 ベビーサインで自由自在にコミュニケーション
   ▼観察――赤ちゃんは「発見」の天才
   ▼創造――赤ちゃんはベビーサインをつくるのが大好きです
   ▼比喩――新発見・空飛ぶ扇風機?
   ▼構成――ベビーサインをつかって文章をつくる
   ▼自由な表現――ベビーサインに「正しい」つかい方はありません
6 エピソード……………ベビーサイン・ストーリー
   クモ、なくなったよ/鼻をクンクン、お花をちょうだい/父と子の絆/魚はどこだ?/もっと、もっと、もっと!!/見て!〈鳥ウマ〉がいるよ/ヘルメット探しのロビン/いたくしないで/おやすみ、スーティ/ミルク、ちょうだい/私たち、親友よ/小さなネコには、小さなベビーサイン/ワニがついてるのじゃなきゃダメ/やめて、そっとしてね/ブタさんはどこへ行っちゃったの?
7 ベビーサインから話し言葉へ
   ▼赤ちゃんの世界の広がり
   ▼ベビーサインから話し言葉への移行
   ▼赤ちゃんがベビーサインをつかう期間
   ▼ベビーサインか、話し言葉か?
8 ベビーサインQ&A
9 ベビーサイン・リスト
   ▼名詞をあらわすベビーサイン
   ▼要求をあらわすベビーサイン
   ▼その他の役立つベビーサイン
日本語版 おまけの章………………ベビーサインをつかって日本語の手遊び歌と絵本を楽しもう
    ▼ベビーサインで歌おう
    ▼ベビーサインをつかった絵本の読み聞かせ
研究論文リスト
訳者あとがき

前書きなど

・赤ちゃんの知的発達を助けます。
・話し言葉を身につけるのが早くなります。
・親子のストレスを減らします。
・赤ちゃんの隠れた能力を引き出します。

版元から一言

「ベビーサイン」は、“育児はこうするべきだ”と語るような、いわゆる「育児書」ではありません。
あなたは、赤ちゃんがする「しぐさ」を、これまで気をつけて見たことがありますか? どの赤ちゃんも、言葉を話すようになる前は、しぐさで自分の意志を伝えています。欲しいものを指さしたり、いやいやをしたり。「ベビーサイン」は、そのような赤ちゃんのしぐさを、積極的に子育てに使ってみようというアイデアから生まれました。
赤ちゃんにとって、しぐさは「言葉」なのです。話し言葉の発達だけに目を奪われていると、あなたは赤ちゃんが語りかけているのに、そのことに気がつけません。言葉を話せない赤ちゃんが、しぐさを使って一生懸命あなたに話しかけているのに、それを見過ごしてしまったら、赤ちゃんは子ミュけーションの楽しさを味わうことができません。それはとても大きなマイナスではないでしょうか? だって、コミュニケーションが楽しいものだと思えなければ、赤ちゃんは話し言葉を獲得する元気を失ってしまうかもしれませんから。
赤ちゃんにとっては、しぐさこそがコミュニケーション世界への入り口。赤ちゃんはしぐさをつかって一生懸命に、いまその入り口をノックしているのです。さあ、コミュニケーション世界の入り口を大きく開けて、楽しいコミュニケーション世界へ赤ちゃんを導いてあげましょう。

著者プロフィール

リンダ・アクレドロ  (アクレドロ,L(リンダ))  (

カリフォルニア大学デイヴィス校教授・心理学博士

スーザン・グッドウィン  (グッドウィン,スーザン)  (

カリフォルニア州立大学スタニスラウス校教授・心理学博士
米国の国立児童保健・発達研究所などから助成をうけてベビーサインに関する研究をおこない、数多くの論文を発表。二人の著者によって書かれた『ベビーサイン』は、CNNテレビなど多くのメディアで紹介され、新しい視点で書かれた画期的な育児書として大きな注目を集めている。

たきざわ あき  (タキザワ アキ)  (

筑波大学卒業後、アメリカに留学。ギャローデット大学で教育学(ろう教育専攻)の修士号を取得。現在は、手話通訳や翻訳の仕事をしている。

上記内容は本書刊行時のものです。