精神科ユーザーの未来をひらこう障害は心にはないよ社会にあるんだ
八尋 光秀, マンゴープリン(精神科ユーザー), アンパンマン(精神科ユーザー)
発行:解放出版社
この版元の本一覧
A5判 134ページ 並製
定価:1,400円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7592-6155-4 C0036

奥付の初版発行年月:2007年03月
書店発売日:2007年03月09日
解放出版社の本は当サイトではご購入できません。直接お問い合わせください(解放出版社のウェブサイト→http://kaihou-s.com//解放出版社の電話番号→06-6561-5273)。また、「他のオンライン書店で購入」から購入することもできます。
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紹介

「社会からの隔離に回復はない」「私たちの暮らしを見てほしい」「人として尊重して」精神科ユーザーの声とともに、患者隔離がもたらした、病院や地域での厳しい現実を変える希望への道筋をやさしく述べる。

目次

【もくじ】
◎病気や入院の体験をむだにしたくない マンゴプリン
 説明のない隔離/人としての尊厳を傷つける保護室暮らし/任意入院にもかかわらず強制入院扱い/社会からの孤立に回復はない/患者を人として尊重してほしい/私たちの暮らしをみてほしい/病気のことを隠さずバイトに就く/仲間同士の支え合いが力になる/体験を生かせるピア・スタッフになりたい
◎病気になっても、人生終わりじゃない 柳川のアンパンマン
 発病/希望のない保護室/死にたい気持ち/体験語りが力を引き出す/当事者同士で結婚/私たちも普通に暮らせるように
◎障害は 心にはないよ 社会にあるんだ 八尋光秀
・誤った法律と政策がこんなに障害を作っている。
 メールをいただいた/ハンセン病問題検証会議/患者隔離は人生被害をもたらす/ハンセン訴訟のある原告の話/患者隔離ってなに/「ハンセン病患者」とひとくくりにして/「精神障害者」もまたひとくくりにして/「障害」はどこにあるのか/精神科医療にはなぜ患者隔離が必要なのか/かつて患者のためではない医療がなされました/科学的ではない精神科医療/社会の誤解/精神科医療が医療であるために/精神科ユーザーのための精神科医療に生まれ変わるために/人生被害にまさる医療利益などどこにもない/患者隔離はもうやめよう
・「精神障害者」と呼んで社会はこんなにひどいことをしているよ。
 作業所を作ろう/町の人たちの反応/入院はいやだ/人権宣言 二〇〇四/薬物依存症回復施設 ダルクのこと/仲間と居場所がない/傷つけていることに気がつかないんだ
・こうやって社会のほうに障害を作ったんだ
 精神保健福祉法と政策が、差別という障害を作った/精神科ユーザーを差別しているのは精神科医療だけではないよ/差別しているのは医療界だけではないよ/司法だって差別を偽装している/そのうえにまた患者隔離法を作って/人生をまるごと奪って
・どんな未来を望みますか

版元から一言

精神科にかかっている人たちは、「精神障害者」としてしりぞけられるべきではなく、地域で暮らすべき普通の人間であることが伝わってくる好著です。

著者プロフィール

八尋 光秀(ヤヒロ ミツヒデ)

1954年生まれ。弁護士。刑事えん罪事件(鹿児島夫婦殺人えん罪など)、医療過誤訴訟などにかかわり、「患者の権利宣言」「患者の権利法」運動に参加。医事法学会、法と精神医療学会、国際人権法学会に所属・活動。全国精神医療審査会連絡協議会常務理事。「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟西日本弁護団代表。薬物依存症者のためのグループホーム「美野島ハウス」運営委員長。通所授産施設ベーカリー&カフェ「ビエント」理事。

マンゴープリン(精神科ユーザー)(マンゴープリン(セイシンカユーザー))

1969年生まれ。20歳から3年半精神科病院に入院。退院後、デイケア、アルバイトなどを経て、現在、地域活動支援センターのピア(当事者)・スタッフ。

アンパンマン(精神科ユーザー)(アンパンマン(セイシンカユーザー))

1963年生まれ。19歳から精神科病院への入退院を繰り返した後、くるめ出逢いの会メンバー、ピアくるめのユーザー職員として活動した。39歳で精神科ユーザー同士で結婚し、現在1児の父。

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