発行:解放出版社
この版元の本一覧
A5判 159ページ 並製
定価:1,400円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7592-2242-5 C0095
奥付の初版発行年月:2007年10月
書店発売日:2007年10月10日
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紹介
絵本は、子どもの生き方にかかわる「人権文化」。感性を育む最も大切な乳幼児期の絵本実践を中心に「絵本を読んでもらったことがないので、どうしたらいいかわからない」保護者の痛みに応えた実践、子どもの声など具体的に紹介。
目次
はじめに—絵本で「いいゆめを」—
●絵本と子育てのおいしい関係
わたしが絵本にこだわるわけ
「カニさん死んだんで」—『ゴミをポイポイ・山からにげてきた』/絵本で育つことばの力—『がたんごとん がたんごとん』/絵本で育つ、絵や言葉を楽しむ力—『ころ ころ ころ』/絵本で育つ感性、認識力—『はらぺこあおむし』/絵本で育つ仲間と生きる力—『りっちゃん びりっけつ』
0歳から絵本を大事にしよう
「ももんちゃん、泣いたらあかん」—『ももんちゃん えーん えーん』/絵本と初めて出会うとき/絵本は、 親の子育てにとってもありがたいもの
●絵本で子どもの気持ちをやわらげよう
感情体験の積み重ねを大事にしよう
絵からいっぱい感じてことばが育つ/おいしいりんごをいっしょに食べた気分でにっこり—『りんごがドスーン』
やわらかくほぐされる絵本で楽しもう
海が空を飛んでもいいじゃない!—『ひたひた どんどん』/巨大な世界が、子どもたちを冒険へと誘う—『きょだいな きょだいな』
温かい生き方のモデルと出会わせよう
おかいさんは人と人をつなぐ温かいもの—『おたまさんのおかいさん』/みんなといっしょに働くのがすきなんや—『ちからたろう』/「よくがんばった。えらい、えらい!」—『へびくんのおさんぽ』
こんな友だちと出会ってみたいなあ
ホットな『おさるワールド』で楽しませて—『おさるのまいにち』/ピンク色の表紙に、可愛い桃のようなももんちゃんが—『どんどこ ももんちゃん』/やまんばの娘まゆに魅せられて—『まゆとおに』
身近なものと出会う、手作り絵本のすばらしさ
世界でたったひとつの絵本、かわいいわが子へのプレゼント『たからもの絵本』/絵本で自分や友だちに出会えるなんて、とてもすてき—『手づくり写真絵本』
●子どもと子どもをつなごう
かかわり合う楽しさを感じよう
絵本で、幸せなひとときを/友だちのいいところみつけようよ—『かっちゃんワニになる』/お月さまはみんなの好きな味がしたって—『お月さまってどんなあじ?』
けんかしても友だちだけど、仲間はずしはあかん
友だちを求める鬼の思いを感じて—『島ひきおに』/「けんかの気持ち、大事やからな」—『けんかのきもち』/「ぼくのことなんか死んだらいいと思ってる」—『ともだちほしいなおおかみくん』
友だちってなんだろうと考え合おう
友だちっていいなあと感じさせる絵本—「シリーズおれたちともだち!」絵本『ともだちや』/友だちのどんなところが好きなのかなあ—『あのとき すきになったよ』
●科学絵本には不思議や驚きがいっぱい
科学絵本をもっと読んであげよう
興味をもつことが科学への入り口—『うんちしたのはだれよ!』/課題であり続けた学力問題
知識絵本、科学絵本のおもしろさを
「ものの絵本」「生活絵本」を0歳から—『くだもの』『やさいのおなか』/日常の生活に科学的な興味をもって—『おひさまがしずむ』
日々の食べ物からいのちの問題を感じとろう
いのちをいただいて生きているわたしたち—『いただきまーす』/「先生、牛さんは、どんなふうにしてお肉になるの?」—『も〜ぉ〜うしです!』『きみの家にも牛がいる』
「数・量」の認識の基礎も、楽しい絵本や遊びから
「オシメが濡れて泣く」も、違いがわかる力の育ち/「大きい・小さい」という量の概念を絵本で—『おおきなおなべとちいさなおなべ』/体や心の成長を感じて—『大きくなるっていうことは』
●もっと絵本を好きになろう
「読み合いっこ」でほっこりといい顔に
「もぐもぐしてる!」とにっこり—『まるてん いろてん』/遊びと絵本がひとつになって/出発は、まず絵を読むことから
友だちといっしょに読むから、絵本は楽しい
2〜3歳さんには仲間を意識させて読んでいこう/叱って座らせて読ませても絵本はおもしろくない
ことばが出ないのではなくて、出していない
ことばを引き出す友だちとの読み合いっこ—『みんなうんち』
「読み合いっこ」でぶつかり合い、感じ合う
なぜ「読み合いっこ」なのか/思ったこと、感じたことを、すぐことばに出そう—手づくり絵本『なににみえる?』/思ったことをいっぱい出せる「読み合いっこ」の楽しさ—『きみはほんとうにステキだね』/絵本で気持ちを響き合わせる—『さっちゃんのまほうのて』
ちょっと違う、科学絵本の読み合いっこ
絵を分析的に読ませてみよう—『あめあがり』/0歳から、絵にこだわって読ませよう—『ひとつ・いっぱい』
子どもの育ちは、「積み上げ」「引き継ぐ」ことで
●保護者といっしょに育てよう
保護者の絵本への思い
子どもへの思いの深さに圧倒されて/悩みながらも、保育園に励まされて—「おはなしの広場」の実践/子どもの笑顔をいっぱいみたい—「貸し出し絵本」「絵本だより」の取り組み/保護者といっしょに育てる楽しさをお互いに感じて/保護者の気持ちを揺さぶる絵本環境設定を
こんな絵本で、保護者と響き合おう
お迎えのとき、いらだっている保護者に—『ばいばい またね』/上の子のことが気になる保護者に—『ぼくがおっぱいをきらいなわけ』/親って、なんと切ないものなんだと共感—『おまえうまそうだな』/ついつい比べて傷つけてしまう保護者に—『ちびおおかみ』/子どもとふざけ合いたい保護者に—『かあちゃんかいじゅう』/「好き!」と言いたい保護者に—『ちびゴリラのちびちび』/人権をことばだけに終わらせないために—『みんなみんなぼくのともだち』/「なんで目がひとつなんや?」—『いっちゃん』
●おわりに—絵本(読書)で子育て運動を
読書推進法をしっかり根づかせたい/地方交付税を子どもたちのために使う具体的な保育運動を/絵本は、子どもの生き方にかかわる『人権文化』
●資料 絵本リスト
版元から一言
やさしい言葉でつづられた絵本の保育実践紹介。絵本を読みあう具体的な場面での子どもの声や、保護者の悩みに応えた実践など、日々取り組みのヒントが満載。
著者プロフィール
林田 鈴枝(ハヤシダ スズエ)
1997年「人権を考え合う絵本の会」を立ち上げ、保育における絵本実践の掘り起こし、紹介、指導と精力的に取り組み、全国を回っている。『子どもが絵本と出あうとき』『子どもが絵本と出あうとき2』の著者、林田哲治とともに実践をすすめてきた。
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