発行:明石書店
この版元の本一覧
四六判 128ページ 上製
定価:1,400円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7503-2396-1(4-7503-2396-9) C0010
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年09月
書店発売日:2006年09月26日
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紹介
科学的な原理や法則も絶対的な真実ではない? 数字やことばにあらわれてこない重要な現実のありかたを私たちは見逃していないだろうか。常識の落とし穴をわかりやすく,かつ楽しく解説。若い人達への頭の訓練に協力したいとの著者のメッセージが込められている。明石書店新装版。
目次
失敗を科学する
失敗したときはだれでもはずかしい
失敗を科学すれば
なぜ失敗するかを考えよう
失敗にもいろいろござる
人間に失敗はつきもの
経験は万能の神ではない
仲よくしていては競走にならない
経験にだまされる
死んだら神さま仏さま
推理もゆきすぎると
苦しいときの神だのみ
死んだら神さま仏さま
うまい話には気つけろ
冬来たりなば春遠からじ
くりかえしか偶然か
「純粋」に考えると失敗する
地上を走っても地下鉄とは
「不純」にもよいことがある
木が三本以上あれば森というか
“いじわる”にしかとけない問題
のろのろ走っても高速道路
1たす1は2にならない
常識のおとしあな
なぞときのすすめ
「あれ」でもあり「これ」でもある
ああ失敗は成功のもと
あとがき
復刊によせて(横須賀 壽子)
前書きなど
復刊によせて
この本の特徴は若い人たちが生きていく限りいつかは必ず体験するであろう、いくつかの失敗事例を具体的に取り上げ、その失敗から何をどのように学べば、同じ失敗をしないまでに自分を高められるのかの手順を、夫、三浦つとむ自身の経験や、日本の文化などを踏まえて、懇切丁寧に解いているところにあります。三浦流〈失敗学〉の本なのです。
若い人たちは人生経験が少ないのですから、何かをすれば必ず失敗します。それらの小さな失敗にくじけるのではなく、この本の中に書いてある学び方に基づいて自分の失敗に学ぼうという意思を持ち、実行すれば、自分をひとまわりも、ふたまわりも成長させ得るのだから、失敗を恐れずに、自分の可能性を信じて、大きな世界に目を向け、果敢に挑戦し続けてほしい。そんな三浦の熱い思いが行間にあふれていて、私の好きな本の一つです。
二〇〇六年 九月
横須賀 壽子
著者プロフィール
三浦 つとむ(ミウラ ツトム)
東京に生まれる。
少年時代は算数の応用問題や探偵小説に熱中し、名探偵になることを夢みた。
実業学校(東京府立工芸)を中途退学。その後は働きながら独学で、映画論・言語論・哲学などの研究を進めた。
以後、在野の理論家として、認識論・言語論・芸術論・組織論・人生論など社会科学や哲学の幅ひろい分野において活発な研究著作活動をつづけた。
主な著書
『哲学入門』(仮説社)
『弁証法・いかに学ぶべきか』(季節社)
『弁証法はどういう科学か』(講談社現代新書)
『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫)
『三浦つとむ選集』全6巻(勁草書房)
『日本語の文法』(勁草書房)
『こころとことば』(明石書店)
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