2011年夏断想
いつものことですが、猛暑に打ち負かされながら本探し。数群の本の山から探すのだから一苦労です。読みながら引いた線や書き込みの記憶は鮮明なのに、本は姿を見せてくれない。四半世紀ぶりになりますか、その本を読みたいと思ったのは。……
昨年秋にすいれん舎が刊行した『環境総合年表―日本と世界』に続けて「原子力(原発)年表」刊行の企画が始まったのは、「3・11」の数日後でした。福島原発「事故」の被害拡大を知るにつけ、「事のよってきたる所以」を記録し、これからの「原発論議」に寄与するための客観的かつ網羅的な年表+資料集の刊行企画がたちあがったのです。 (さらに…)