何かが変わろうとする気配? ──11月の三つのシンポ
11月〔2014年〕は、記念講演会をはしごしました。たまたまこれらが連なったというのも、節目というべきか、この時代を語るなにかなのかもしれません。
その一つは、「堀尾青史の世界から紙芝居の明日へ展」。宮澤賢治の伝記作者にして紙芝居作家の堀尾さん、生誕百年記念のイベントでした。堀尾作、賢治童話の紙芝居上演、賢治の弟清六さんの孫、宮澤和樹さんの講演など、「賢治と紙芝居」を主題とする集まりでした。これが大盛況、主催者の子どもの文化研究会は定員120名とされていましたが、補助椅子を数十は出していたと思います。 (さらに…)