布団ホタル族の登場
はじめまして。5月に版元ドットコムに参加させていただいたドゥ・ハウスの喜山といいます。ドゥ・ハウスはマーケティング屋さんです。250万人のネットワークを母体に、消費者の生の声で商品のクチコミや調査を行う消費者参加型のマーケティングを提供しています。
出版事業を始めるに当って、私たちは消費者参加型のマーケティング・サービスと同じように、「読者参加型の本づくり」を志向しています。
従来の書籍が、自己との対話の結果、得られたものを記述したものだとすれば、それに対して、読者との対話の結果、得られたものを記述する本です。この場合は、本の書き手は著者というより、編著者と呼ぶのがふさわしいでしょうか。
「読者対話型の書籍」と「編著者としての作者」の形を作っていきたいのです。
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