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イベント出展報告

 羽鳥書店の営業担当・糸日谷と申します。
 この秋、いくつかのイベントに出展したのでその簡単な報告を。
 まず一つ目は「第4回かまくらブックフェスタ」(9月14日、15日)。
 羽鳥書店は2回目から参加しています。ギャラリーと公民館の2か所を会場とした小規模のブックフェスタですが、個性的な出展社がそろいトークイベントもあって、鎌倉の本好きにはすっかり定着しているようです。羽鳥書店の販売ブースは前回まではギャラリーだったのですが、今年は大町会館という公民館になりました。ここは和室にテーブルを並べての販売。来場者も迎えるこちらも畳の上に座った状態で、関心を持っていただいた本の説明を1冊1冊じっくりとすることができました。
 当日は『早稲田文学』の取材も入り、2014年冬号に「本のまわりをたずねて 第二回 かまくらブックフェスタ」というレポートが掲載されました。
 二つ目は「THE TOKYO ART BOOK FAIR(TABF) 2014」(9月19日~21日)。
 今年で6回目を迎えるアジア最大のアートブックフェアで、約300組にのぼるアート系出版社 、ギャラリー、ブックストア、アーティストが出展し、東京・信濃町の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパスを会場としています。
 ここには初めての出展。客として行ったことはあるのですが、販売する側に回ると当然勝手が違うもので、客層に合わせた見せ方、売り方を3日間試行錯誤することとなりました。ただ、沢山のアート好きの来場者から受ける熱気はものすごく、大きな可能性を秘めていると感じました。また、何人かの書店の芸術書担当者と挨拶ができたり、普段接点のない人と話ができたり(例えば、羽鳥書店の隣のブースは、リトアニアの文化を紹介する「LT shop」という外苑前にあるショップでした)、有意義な出展でした。
 最後は、神保町ブックフェスティバル(11月1日~3日)です。
 本好きには説明不要なくらいの、神保町最大の本のイベントです。
 八木書店、というと出版社、古書店をイメージされる方が多いと思いますが、取次業務もされていて、羽鳥書店も取引をさせていただいています。その関係もあって今回、八木書店の方が本の置き場所などを確保してくださり、初出展となりました。ここでは、流通過程でページが折れたり破れたり、本の角が潰れたりして売り物にできない本を値引きして販売しました。会場は次から次へと押し寄せる人の波でごった返しており、さすが「本の街」です。しかし、ここでも初出展のため教わることも多く、客層など初めて知ることがいくつもありました。
 このようなブックフェアに出展し、直接お客様と会話をすると、「すでに購入済み」と言ってくださる方もいらっしゃいますが、「こんな本あるのですね、初めて知りました」とその場で興味をもっていただけることもあります。まだまだ羽鳥書店の本の存在を伝えるルートを開拓しないといけないと痛感します。
 今後も、このように出版社が直接本を売る機会がありましたら、積極的に出展したいと思っています。
 情報がありましたら是非、羽鳥書店にもお声掛けください。
 よろしくお願いいたします。

 最後に本の宣伝を。

私たちの「東京の家」 成田亨作品集 みつばち鈴木先生

 こちらの本もよろしくお願いいたします。

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