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『昭和天皇実録』公開で念うこと

平成26年9月9日、『昭和天皇実録』公開についての報道があった。編纂期間と費用には驚かされたが、それほど昭和は一言では表現できない激動の時代だったのだろう。
戦争を知らない世代である私は、戦争の悲惨さを理解できていない。小学校の時に原爆ドームを訪問した。ショックを受けたが何が起こったのか分からなかった。同級生にベトナムで戦った男がいたが、その体験を聞いても自分のこととして考えることができなかった。それよりも、子供の頃に市民招待で米軍基地に行って、入口ゲートで米兵からもらったホットドッグの記憶の方が鮮明かもしれない。たとえ戦前に生まれていたとしても、「Give me chocolate」と何も理解せずにねだっていたのだろう。
私は64年の昭和時代のなかで昭和30年を時代のひと区切りと考えている。昭和30年を境にして、物質的な豊かさの追及に日本人は大きく舵を切ったように思うからである。日本人は心の豊かさとか精神性などを後回しにしたようだ。経済的に十分に豊かになった結果、その反動としてバブル崩壊や震災・原発事故などの試練を我々は受けることになったのではないだろうか。そして、この試練、いや罪と罰は恐らく私が生きている限り続くのだろう。
『昭和天皇実録』を読むチャンスがあるかどうか分からないが、可能であれば読んでみたい。ちょっと確認したいエピソードがあるので。
 
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