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4年に一度といえば…

サッカーのワールドカップもドイツの見事な優勝で閉幕しました。
ブラジルの最後の姿はさすがにがっかりされた人もいらっしゃったのでは?
日本は残念な結果に終わりました(順当という辛口な人もいるようですが…)。
ワールドカップは4年に一度開催されることはみなさまもよくご存知かと思います。
他に4年に一度というとオリンピックでしょうか。
もちろん、閏年も4年に一度で、その年はオリンピック(夏季)の年でもあります。
さて、大いに飛んで数学の世界で4年に一度というと、フィールズ賞の授賞者の発表が行われるという一大イベントがあります。

4年に一度、国際数学会議が世界各地で開催され、その開会式でフィールズ賞が発表されます。
それがちょうど今年に当たります。そうサッカーのワールドカップと同じ年に開催されるのです。
それも、目前の8月13日から21日まで、韓国ソウルで開催されます。

フィールズ賞というと馴染みがないかたもいらっしゃるかもしれないのではと思い、そのご紹介もかねて書かせていただくことにしました。
(ネット上で検索すれば情報があります。)
フィールズ賞 – Wikipedia

フィールズ賞は、数学のノーベル賞によく例えられます。
(なぜ、ノーベル賞に数学部門がないか? は諸説あるようですが)。
フィールズ賞にまつわる面白い話 | マイナビニュース

ノーベル賞は、だいたいにおいて功成り名と遂げた長老の方が受賞されることが多いようですが、フィールズ賞は、国際数学者会議の開会式に40歳未満であることが一つの条件になっていますのでより厳しいものになります。一度に、2から4名という人数条件もあります。
毎年発表されるノーベル賞と比べてもその難しを理解していただけるのではないでしょうか。
逆に、賞金は200万円程度だったかと思いますので、その差が激しい…ですね。
350年未解決だった、フェルマーの最終定理の解決によるアンドリュース・ワイルス(じつは40歳を超えていただので、特別賞という形でした)、ポアンカレ予想の解決で受賞拒否したグレゴリー・ペレルマンなどでも話題に上りました。
日本人では、小平邦彦(1954)、広中平祐(1970)、森 重文(1990)の3先生が受賞をされています(カッコ内受賞年)。
小平先生、広中先生は、著書も多いので、ご存知の方も多いかと思います。
森先生は、数学者会議が京都で開催されたときに受賞されました。
テレビ・新聞・雑誌など多方面で取り上げられたのであるいはご記憶の方もいらっしゃるかもしれません(四半世紀前のことですから、さすがに??でしょうか。幸いにも、私自身は、その会場におりましたので鮮明に記憶をしています)。
それ以来、日本人受賞者が出ていないのでそろそろという期待は高まっているようですが、果たして今回はどうなるでしょうか。
国際数学者会議の開会式、授賞式はWEBで実況されるそうですので、ご興味ある方はご覧ください。
(ICM2014 Korea の公式ホームページ)

補足:小社の出版書籍の中で、森先生に、
この数学書がおもしろい 増補新版
にて、51人の中のおひとりとしてご執筆頂いたのが、3先生の中での唯一です。


数学書房 の本一覧:版元ドットコム

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