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何を、どこで買うかの行為について

「たばこは市内で買いましょう」の意味を理解してから、いつも地元のたばこ屋さんでカートン買いしている。地元に関わる時間が短い今は、消費者として地元に貢献しようと思うからだ。
本も同様で、地元での購入を心がけている。
そうは言っても常備書店さんをはじめ日頃からお世話になっている書店さんでの購入が一番多いのだが、どうしてもカシコそうな本を買う傾向にあり、(完全に、見栄ですが)いつも買っているPC関係の雑誌やら、猫マンガやら、車、カメラ関係とか新書、文庫の新刊の類は地元書店での購入を意識している。

これらを勝手に「定価購入による地域貢献」と位置づけ、個人的実践を繰り返していたのだが最近この実践行動を危うくする事態に遭遇している。

本が配本されない。
今さら気付くな!と言われそうだが、7年以上は通っている書店なのでなんとなくパターンがわかってたつもりでいた。
でも新聞でチェックした新刊の新書が「あるやろ。」と寄ってみると無い。
大手版元で、人口20万人位の市で、駅の改札前という立地で結構広い、なのに「無い?」
売切れかと思って棚をよく見ると、同日販売の同版元さんの新書自体が無い。配本が翌日かと思って翌日に見ても無い。翌々日も無い。無い。無い。無い。

「無い」本は買えないのでスゴスゴと退店する。客注すればいいのだが、日頃から書店様を訪問させて頂いている営業の人間としては本を買える幸福には事欠かない。
地元以外の書店さん(お世話になってる書店様)で購入すればいいだけである。

そんな日々が数ヶ月続き、「定価購入による地域貢献」はどうする?と思っていたら取次のサイトで注文すれば加盟書店に届くシステムが、実は充実している事に最近気付き、今はそのサービスを利用して、なんとなく納得している。
書店だと現金も図書カードも使えるし、個人的には帰宅時に寄れるという利便性もある。
正直な所、ネット書店での購入との差は、あのグローバルな梱包による手間ぐらいで現状は意識して地元書店での購入をしている感じだ。

なぜここまで地元書店にこだわるかと言うと、実は地域貢献なんて大それた事よりも、地元の人間だからこそ実感している現実があるからで、それはこの地元書店がある場所、前にどんなお店が入ってたかと言うと「CD屋さん」だったのだ。
そしてもう地元には「CD屋さん」は無い。

諸般の事情があるのだろうし、「無い」本を売る方法としては便利だけれど、本は「在る」方がありがたい。むしろ客としては「在る」から買うので、逆ではない。

版元として(派手には)売れない本を作り、客としては売ってない本を欲しがる。なんだか自分が切ない人に思えてきたが、結局は売れる所で売り、買える所で買うなんていう所に落ち着くのかも知れないけれど、まだまだやれる事はあるんじゃないかと思っております。

どうですか、結構便利ですよ、取次さんの注文システム(版元ドットコムの書籍ページからもリンクしてます)一度お使いになられては?

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