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Facebook非繁盛記他

版元日誌の原稿が揃わなかったようなので急遽穴埋めをすることになりました。
最近の話題や昨年色々あった件のその後などについてツラツラと書き連ねましたのでご笑覧ください。

●Facebook の公式ファンページ作りました。
Twitter の次は Facebook だ! ということのようなので、とりあえず語研の公式ファンページを作ってみました。Facebook にログインしてから「語研」で検索してください。いちおう営業部のお知らせブログの内容と連動するようにしてあります。ですが、残念ながらさっぱりファンが増えません。Twitter の時もそうでしたが、根本的なところで大事な何かを外しているような気がしてなりません。
Twitter も Facebook も個と個のつながりを広げるツールということかと思います。ですが、営業や販促の人間が絡むとどうしても「対お客さん」的な感覚が入り込んでしまうようです。そういう意味では編集者のほうが商売抜きで「最初の読者」の視点を共有できそうです。商売抜きでの本気といえば書店の手書きPOPも「面白いから読んでみて」という思いを共有するツールです。ITサービスの先端とも言えるソーシャルネットワークサービスと手書きのPOPの根底に共通する点が感じられるのは面白いですね。そのあたりがわかってくればもう少しうまく使えるかも知れません。
Facebook (ログインしてから「語研」で検索)

●我が社で最も重版回数が多い本
Twitter でのツイート(つぶやき)を誰でも自由にまとめられる「Togetter」というサービスがあります。イベントの実況や有名な方の発言のまとめがボランティアベースで日々更新されています。
先日、「我が社で最も重版回数が多い本」というまとめが注目を集めました。自社で最も重版(増刷)回数の多い本を出版社の公式アカウントがツイートし、それをまとめようというものです。語研の公式アカウントでも早速ツイートしました。他社の本でも長い時間をかけてじっくりと売っている本の話は面白いですね。新興の出版社にしてみれば良い宣伝になるのではないかと思います。老舗はこんな時ぐらい大きな顔してもバチ当たらないでしょう。もっと多くの出版社に参加してもらいたいところです。
Togetter – 「我が社で最も重版回数が多い本」

●近刊情報センターその後
以前の版元日誌(近刊情報センター説明会へのお誘い)でも書いた近刊情報センターですが、実験への参加社も着々と増え、春の離陸に向けて準備は万端です。そんな中、トーハンの新春の会で近藤社長が近刊情報センターを活用したいとの旨お話されたというニュースが飛び込んできました。取次さんの参加によってより情報公開の意味は高まります。大きな動きになりそうです。
JPO 近刊情報センター(仮)

●『どすこい 出版流通』と版元ドットコム
筑摩書房の故田中達治さんが書店に送ったニュースレターを集めた『どすこい 出版流通』が、共有書店マスタやPOSデータの収集といった現在の出版営業を支えるインフラを推進した縁の下の力持ちの記録として一部で再び注目を集めています。ところで、この本、まだ読んでいない方はご存知ないと思いますが、版元ドットコムの話も出てくるんですよ。こちらの日誌(『共有書店マスタ』をご存知ですか?)に田中さんご本人のコメントが残っています。本の目次はこちらのページで御覧いただけます。田中さんが元気なら近刊情報センターの立ち上げにも絶対に絡んできて「こういうのはそろそろ後輩に」とか言いながら楽しそうにやってただろうなあ。
『どすこい 出版流通』 (版元ドットコム)

●「将来出版社に就職したい」高校生へ
2008年8月に書いた版元日誌にいまだにコメントが付きます。返事をしないわけにもいかないだろうということで毎回なんとかコメントを返していますが……。キツイです。そろそろ限界かもしれません。
「将来出版社に就職したい」高校生へ(版元日誌)

●「電子書籍」以外の解
昨年はイベント参加を機に『電子書籍と出版』という本の刊行に関わらせてもらいました。その中ではうまくまとめられませんでしたが、自分としては出版社のITの活用については昨年業界を席巻した電子書籍とは別の解もあるのではないかと以前から考えています。弊社の場合であれば、別売の音声教材のダウンロード販売などの他に書籍の中身そのものを語学教材として再構成・二次利用することも考えられます。実際、他社が開発する教材に語研の本の中身を提供している例は少なくありません。
そうした取組のひとつとして昨年末にケータイサイトにコンテンツを提供しました。「今さらケータイかよ」と言われそうですが、これが思った以上にアレで、正直自分としても驚いています。
どうしても最先端の話題に目が向いてしまいますが、しっかりと身になるのはもしかするとちょっと枯れたぐらいの技術やプラットフォームなのかも知れません。
※ DOCOMOのケータイなら「無料★英単語クイズ」
※ ソフトバンクなら「TOEIC英単語クイズ」(共にインクルーズ提供)
※ au は2月中旬立ち上げ予定

●国立国会図書館の全文検索実証実験
「紙の本は中を検索できないから」と言われることもありますが、Google Book Search や Amazon Search Inside のような本文を検索できるサービスもありますね。実は語研もそれらに見本を提供しているんで中身の検索できます。できますが、どうでしょうか、あまり使われていないような気もします。それはさておき、書籍の本文検索については国立国会図書館も実験を行っています。なかなか一直線というわけにはいきません(紆余曲折については Togetter – 「沢辺さん、国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会で怒る」もご参照ください)が、国産の全文検索の実現も着実に進んでいます。ちなみにこちらの実験にも語研は参加しています。
国立国会図書館における全文テキスト化実証実験の出版社等との共同実施について (国立国会図書館)

●『傷だらけの店長』その後
伊達直人と聞いて伊達雅彦を思い出しました。辞める前と辞めた後で顔色が違ったのが印象的でした。元気でやってるんでしょうか。たまには例の集まりにも顔を出してくれると(と言いつつ自分もご無沙汰なんですが)。
『傷だらけの店長』 (パルコ出版・特設ページ)
『傷だらけの店長』 (Books.or.jp)

語研の本一覧

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