「ヘルヤの花束展」へのお誘い
ようやくお花の季節になりましたね。皆さん、今年はどちらへお花見にいらっしゃいますか。小田急線沿線、成城の桜並木を散策するのもいいですよ。そして、ぜひとも、小社が主催する「ヘルヤの花束展」にお立ち寄りください!会場は成城学園前駅より徒歩3分の緑蔭館ギャラリーA館(民俗学者柳田國男ゆかりの建物)です。
フィンランドの文化に特化して始めた「猫の言葉社」も、この春、9周年を迎えます。これまでに、フィンランドの名窯アラビアのデザイナー、ヘルヤ・リウッコ=スンドストロムの絵本を3冊作りました。彼女はセラミック・デザイナーですから、挿絵に使ったのは、すべて陶板です。独自の技法を駆使したヘルヤの陶板はとても美しく、読者のなかには、絵本をアートとして飾っている方もたくさんいます。でも、ときどき、「陶板ってどんなものですか?」というお尋ねがあります。そこで、実際に陶板を見ていただこうと思い、今回の展覧会を企画しました。
ヘルヤ表
春ですから、主にお花をテーマにした陶板を展示します。小さくても、愛らしいものが一つでも台所やリビングにあると、毎日が楽しくなりますね。それから、ヘルヤというと、やはり、ウサギの作家としても有名ですので、ウサギたちも登場します。ウサギがカラオケに興じたり、サウナで汗を流したり、図書館で本を読んだりと、ウサギたちの気ままな日常生活(!?)も紹介します。日本ではあまりなじみがありませんが、今年は3月27日が復活祭です。欧米の子どもたちは、卵に色付けをしたりして楽しく過ごす日です。今回、復活際にちなんだ卵の作品も大小あります。どうぞお楽しみに!!
ヘルヤ裏