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プライバシーvsセキュリティ

会合で外出中にアマゾンから荷物が届いた。妻が押印して受け取った。帰宅してパッケージを見る。確かに、私の名前と住所が印字されたシールが貼られている。しかし、心当たりがない。う〜ん。何が送られてきたのだろう。少し躊躇してから、開けてみた。書籍である。もちろん、注文した覚えのない書籍だ。

そこで、amazon.comに自分のアカウントでログインして注文履歴を確認してみた。やはり、注文した形跡はない。誰かが私になりすまして注文したということでもなかった。やむなく、サポートセンターに問い合わせることにした。Web上で自宅の電話番号を入力すると瞬時にサポートセンターからコールバックされてきた。これはなかなか便利なシステムだと感心。

サポートスタッフが電話に出たので状況を説明する。そして、私の疑問に対する答えは意外なものだった。「その書籍はある方からのプレゼント」だというのである。そこで、私は尋ねた。「その方は誰ですか?」しかし、サポートスタッフは、これに答えてくれなかった。プライバシーの関係で氏名を明かすことができないのだという。これを聞いて私はムカッとした。たとえば、誰かのお祝いに花を贈った場合、通常はカードを添えるとか、○○さんへなどというメッセージが付くだろう。「笑っていいとも」で毎日のように目にしている光景である。中元や歳暮でも、送り状に送り主の名前は明記される。ところが、アマゾンでは、プレゼントの送り主はパッケージにも、荷物の中身の送り状にも一切表示されないのだという。これでは、私はお礼の電話もかけられないではないか!!

結局、サポートセンターに電話をかけた後、書籍をプレゼントしてくれた方からメールが入り、その書籍を私に送ってくれた理由もはっきり分かり、御礼のメールを返信した。

アマゾンを批判する意図は毛頭ない。しかし、すべてのネットショッピングや通販で、このような第三者が商品を誰かにプレゼントする場合、送り主を明らかにしないケースがあるのだろうか?よく耳にするが、ある業者から蟹を送りつけられ、開いて食べた後に請求書が届く、などという詐欺のようなケースがある。このような被害に遭わないためには、宅配が届けられた時点で、自分が注文していないのでなければ、または懸賞に応募した覚えがないのであれば、受け取り拒否をするしかないだろう。まあ、爆弾が送りつけられるということは私にはないだろうが、プライバシーポリシーがセキュリティポリシーよりも優先するこのアマゾンのルールには、どうも納得がいかない。貴方は、送り状に送り主が明記されていない荷物を安心して開けることができますか?

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