ポップ大作戦
はじめまして。
今年の8月より正式に入会させて頂きました以文社と申します。
お試し期間中に念願の東京国際ブックフェアに出展させて頂き、ありがとうございました。
小社は、哲学書、思想書を中心に書籍を出版しております。ジャンルと同じく硬い人間が2名とやわらかい人間が2名の計4名で行っております。もちろん私はやわらかい人間のほうですが・・・?
営業は私1人でいつもテンパって仕事をしておりますが、営業をしていてひとつ私自身欠かせない作業があるのでご紹介させて頂きます。
それはポップ作りです。
予算なんかなく、もちろんカラーコピーや写真等も使えず、すべて手作業で行っているのですが、一部のお客さんや一部の書店さんには「また、いつものポップだ」とか「以文社らしいね」等、好評???だと思います。
新刊書籍の発売日が決まるとすぐに全国の書店さん等にFAXで一斉送信をして事前予約を受け付けます。
そうするとFAXで事前予約分が戻って来ます。冊数をチェックしていると1冊、2冊、3冊・・・と書いてあるので、それを細かくチェックします。
例えば1冊だったら「棚差しだな」とか3冊だったら「1冊は棚で残りはストック分だな」とか5冊だったら「とりあえず平台に置いてくれるのかな」など。
結果、4冊以上の事前予約分に対してポップをひとつ作成します。
ポップはいつも大きさやレイアウト等はほとんど変えておりません。厚紙と色紙をカッターで切って両面テープを貼ってポップスタンドと一緒にするだけです。
ポップが完成したら、ポップと一緒にご挨拶文と刊行案内、在庫情報を同封して
取次さん経由で搬入しております。
問題はポップを利用して頂けるのではなく(もちろん利用して頂けたら幸いです。)、全国の書店さんやお客さんに名前を覚えてもらう事、また思い出して頂く事です。
何かきっかけがあってこのようなポップ作戦を実施すると、以文社を思い出してくれたかのように在庫情報に抜けている書籍の注文がFAXにて来ます。
近隣の書店さんには顔を出させて頂きますが、なかなか全国の書店さんに営業が出来ず(大変申し訳ございません。)このような作戦を戦略のひとつとして日々業務を行っております。
眺めてみると内容がタイトル負けしている気がしますが・・・。
以上です。何かございましたらご連絡下さいませ。
今後とも宜しくお願い申し上げます。