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銀座から「美と文化」の情報発信

版元ドットコムに参入して約1年が経ちます。
ポーラ文化研究所は㈱ポーラ化粧品本舗、化粧品の販売を主体とした会社の一部門として1976年に設立され、30年にわたり、研究活動を進めてきました。「人はどのような化粧をしてきたのか?」「女性の化粧や生き方はどのように変化しているのか?」—化粧を「文化」という視点でとらえ、その歴史を研究し、また現在の流れについて調査しているところです。
 研究活動のアウトプットとして、初めて出版したのが、1979年に刊行されました『化粧史文献資料年表』です。記紀の時代から江戸時代までの文献270冊より、化粧関連の事項を抽出し、注釈をつけて年表にまとめた資料本です。その後、化粧や髪型、装いに関する単行本は30年にわたりコレクションしてきた化粧道具関係を中心に刊行してきました。その他映像資料として化粧シリーズ5本(日本の化粧文化の変遷や京都太夫の化粧と着付けなど)、髪型シリーズ5本(日本髪歴史的変遷と再現)など、化粧に関連する貴重な映像も残しています。

ポーラ文化研究所は銀座一丁目、ポーラ銀座ビル3階にオフィスがあります。その一角に「化粧文化情報センター」「化粧文化展示室」を昨年オープンしました。ここでは化粧に関する新しい情報発信の場として、化粧道具や書籍、調査リポートなどの展示・検索閲覧・レファレンスのサービスを行っています。毎週水曜日が一般公開日となっており、「化粧に関する情報サロン」として、お気軽にご利用いただいております。また初心者のための土曜セミナー「日本の化粧文化入門編」が化粧の歴史に親しむ連続講座で4月〜12月の毎月第3土曜日(全8回・無料)に開催されています。

また、ポーラ銀座ビル2Fポーラミュージアムアネックス(7月21日〜8月27日まで)では、ポーラ・コレクション2006『香りを彩るー古代の香り、西欧の香水、日本の香』を開催します。
現代では化粧やファッションをはじめ、生活の一部となって楽しまれている香りです。香りの歴史は古く、今から4000年以上前にまでさかのぼるといわれています。この展示では、西洋と日本、独自に発展してきた「香り」の文化を、ポーラ・コレクションの「香りのうつわ」で紹介していきます。併せて、江戸時代に化粧水や香りの抽出にも使われた蘭引、1960年代に使っていた調合台なども展示します。会期中毎週土曜日には、関連講座を開催するなどもりだくさんの企画となっています。

これからも銀座から「美と文化」の情報発信をすすめてまいります。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
また、今回初めて東京国際ブックフェアに出展します。アートスクエアコーナーにポーラ美術館の図録を含めた書籍の販売を特別価格にて行います。どうぞお立ち寄りください。

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※「蘭引」(らんびき)=ポルトガル語のalambique からきた言葉で、酒、香料、薬種などを蒸留する蒸留器のこと。陶製の深いなべの上に同じ深さの鍋を蓋をして重ね、その中に冷水を入れて下から火を焚いて蒸留させる仕組みになっている。江戸時代は手間ひまかけて、花から化粧水を作っていたのです。

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【Voeu de Noel(クリスマスの誓い)】 香水名/ヴー・ド・ノエル(クリスマスの誓い)1939年 
製作会社/キャロン ボトルデザイン/マリオ・サビーノ

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【Shocking(ショッキング)】香水名/ショッキング 1937年 デザイン/エルザ・スキャパレッリ

ポーラ文化研究所 http://www.pola.co.jp/company/culture/bunken.html
ポーラミュージアムアネックス http://www.pola-ma.jp/

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