ゆけ、新入社員!
書店員 「この本はフリーなの?」
私 「…ふりい?」
書店員 「だからフリー入帖なの?」
私 「あの、ふりい乳業、と申されますと…?」
書店員 「…」
などという、書店でのコントの様なやりとりも多々見られた春先からはや八ヶ月、様々な方にご指導いただき、ようやく1/4人前営業マンくらいにはなってきたかなと感じる今日この頃です。
申し遅れました。五月から版元ドットコム会員となりました彩図社の北園と申します。
弊社では、「裏のハローワーク」をはじめとするいわゆるサブカルチャー本をはじめ、ビジネス書、ノンフィクション、紀行書、大人向けのドリル等、様々なジャンルの書籍を発行しています。
さて、冒頭でも申しあげました通り、まだまだペーペー営業マンの私ではありますが、この業界に入って一番「へえー」と感じたことは、書店員の方々がいわゆる「ヒット本」を多々生み出している。ということです。
というのも、入社前、つまり学生だった頃は、「売れる本」というのは、有名作家が書いたものや、あるいは内容が斬新で面白いものを書店にたくさん並べておけば勝手に売れていくものだと考えていたため、(すみません、アホな大学生の考えていたことですから許してください。)書店員の方々から様々な仕掛け販売の方法や、手書きポップの工夫、その結果「○○冊売った」「それが飛び火してどこそこでも売れた」、などという話を伺うたびに、ベストセラーというのは作り手側だけではなく売り手側のアイデアと努力で生まれるのだなあと痛感しています。
そしてかくいう私は、そんな「ベストセラー製造所」である書店に、毎日足を運ぶ身。早く一人前になり、書店員の方々の役に立つ、効果的な販売提案が出来るような営業マンになりたいと思っています。頑張らねば!!