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最近の仕事で思ったことなど

 出版業界に入って2年半、彩流社に入って1年弱となっても未だ出版業務としてはガキの使い程度ぐらいで、特に前職の営業経験も役に立たず(というか「その役立った結果」なのか)これといった仕事も出来ていないという感じなのだが、最近この仕事で思ったことなどから・・・・・。

 このあいだ某神奈川近辺の書店にお伺いしたら、人文担当がレジ内でなかなか忙しそうで話が出来ないでいて長く待ったあげく、人文の新刊全て却下となってしまい返ってきたセリフが「バカな本しか売れないんで」だったのでつい「じゃ「オバカなポルトガル史」って・・・こうマジックで「オバカな」ってぼく書くから!!(・・・これで20冊平積みでしょう・・・)」と叫んだら、飽きれて本当に疲れたという感じで「疲れている人が多いんで」・・・・と来たのですかさず「じゃ「癒しのポルトガル史」!!」と切り替えしたら「それ、いいねぇー」といって頂き、「注文くれるね、これは」と期待したのだが結局「全敗」で、疲れて帰途についたのだった。

 「実質(実売)」がないと「配本であったらで、いいです」と言われてしまうため、人文書を売る(あるいは置くだけ?)ためにはと考えると、自社の本をほとんど読んでない私に、「考えるも何もないだろう!読め!」と叱られそうだが、ついつい「過程」をすっとばして「結果」(判断⇒実践)ばかり追ってしまうという品のない本の読み方ばかりしてきたので、あっちかじり、こっちかじりでどっちつかずという「判断不能」という「結果」になってしまい、「その本の内部」に入り込んで「その本そのもの」となって「その本の可能性」をさらに拡張する(そんなことできたらライターにもなれるだろうが)ということができないと、「その本」についてのいい提案も出来ないなぁと反省することしきりではあったが。

 しかし、これだけ「本(人文書)」が売れないのも、「本では世界(自身の生活?)は変わらない」というのが常態化しているから?でもあるが、「世界(自身)が揺るがされる」のは一見、危険だが、うまくサバイバルすれば「自-身」の「自」は残滅しても「身」の方は残って、さらに別の「自(世界)」の可能性が在り得るので、なんとか「本(人文書)爆弾」で「世界を揺るがせる」ような「実売(倫理)」があげれれば・・・・・と妄想するものの(テロ万歳・ブッシュ万歳の原理主義者そのものかもしれないが)、「実売」があがるのは「世界が揺るがないもの(それも別に悪くないが)」が多数なので、提案も難しい。

 また、そもそも、吹けば飛ぶような「営業」などに「提案」されて「フェア」やら、「口コミ」あるいは、「他業界」まで巻き込むブームなどと話題が拡がっていくということも有り得なく、もっと覚悟を決めて基礎力をつけることが重要課題とダメ営業マンは思うのだった。

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