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未来の総理大臣を育てましょう

女性国会議員メルマガ「ヴィーナスはぁと」が少し注目されたので、9月から若手国会議員メルマガ「未来総理」の配信を始めた。昭和30年以降に生まれた全国会議員に参加を募ったところ、6政党19人が協力してくれることに。現防衛庁長官の石破茂議員(自民党)、民主党代表選で若手代表になった野田佳彦議員、社民党幹事長の福島瑞穂議員など、なかなかゴージャスな顔ぶれである。

まずは、「政治家をめざした理由」「一番、力を入れている政策」を聞き、三巡目のいまは「自分の属している政党の好きなところ、変えたいところ」を語ってもらっているところ。

自民党から共産党まで、価値観の違う政治家がしっかり政策を述べ合う環境をつくる。メルマガを読んだ読者の感想は参加議員にフィードバックする。そうして「5年後、10年後の総理大臣を育てよう」という壮大な企画なのだ。

ふたつのメルマガは、私ひとりで編集している。議員とのやりとりは基本的にメール。もらったメールを貼り付ければいいので、あまり手間はかからない。議員にはノーギャラで参加してもらっているので、発行にかかる費用はゼロ。配信料は無料なので儲かることもないが、紙媒体とくらべて、インターネットはお金がかからないメディアだなあとつくづく思う。それでいて、現役国会議員の貴重な本音がほとんどタイムラグなしに読める「速報性」もある。

いまの「読者」は、インターネットでこうした無料で質の高い情報をいくらでも探すことができる。お金を払って本を買ってもらわなければいけない出版社にとっては、厳しい時代だと思う。

ロゼッタストーンでは、インターネットを最大に活用して、本業の紙媒体に生かす方法を模索中だ。例えばメルマガやホームページで得た情報を雑誌に生かす、メルマガに雑誌の告知を入れ、ホームページで雑誌の内容を紹介する、将来的にはメルマガやホームページで連載した内容を書籍化する…など。

インターネットは脅威でもあるけれど、お金も人手もない出版社にとっては武器にもなる。「未来総理」に関していえば、「このなかの誰かが、将来、総理大臣や党首になるかも…」なんて思いながら編集するロマンもあるのだ。

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